繊維染色について


  美しく染め上げられたカラフルな色糸で織られた絢爛たる織物が西陣織物であり、一般に先染織物といわれています。
我々の業界は、それら織物用の絹糸を精練し、染色する「糸染」がその発祥であり、現在でも、その技術は綿々と伝承、改良され行われています。
  しかし、明治以降、ヨーロッパからの相次ぐ合成染料の流入、数多くの化学繊維、合成繊維の出現、機械や電気技術の発展により、我々業界の仕事内容、染色方法は大きく変貌しました。
今日、我々の業界は西陣の帯に代表される織物の糸を、手工的に染め上げる一方で、洋装や繊維資材分野の染色を科学的な手法を用いて染めるという、伝統と現代技術が融合した染色業界です。
  ここに、「糸染の歴史」「我々が染めている繊維について」「我々が使用している染料について」「我々が使っている機械について」という面から、業界のこと繊維染色について 紹介します。

 糸染の歴史
 我々が染めている繊維について
 我々が使用している染料について
 我々が使っている機械について


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